

2025.08.25 転職エージェント
採用担当に向いている人の特徴って?必要なスキルも紹介

企業にとって、優秀な人材の確保は非常に大切です。そのため採用担当者は、企業の未来を左右する重要なポジションといえるでしょう。
一方で、「採用担当になったものの自分に向いているかわからない」「採用担当に求められるスキルは?」など、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
採用担当に向いている人の特徴やスキル、さらにおすすめの資格についても詳しく解説します。採用担当としてステップアップしたい方は、ぜひ参考にしてください。
採用担当に向いている人の特徴って?代表的な7つを紹介

採用担当に向いている人の特徴は、以下の通りです。
(1)人と積極的に関われる
採用担当者として成果を出すには、人との関わりを前向きに楽しむ姿勢が大切です。なぜなら、採用担当者は求職者との面接だけでなく、社内の各部署との調整や経営陣への報告など、多岐にわたる人々と関わる必要があるからです。
相手の立場に立って物事を考える共感力も重要な要素です。求職者の不安や期待を理解し、適切なサポートをすることで、信頼関係を築きやすくなり、結果として採用成功率の向上につながります。
(2)周囲を巻き込んで仕事ができる
採用担当だけで、採用活動を進めることはできません。人材を必要としている部署の責任者や現場担当者、他の採用担当、経営陣など幅広いメンバーと意見をすり合わせ、力を合わせて取り組む必要があります。
1人でもくもくと仕事を進めることが得意な人よりも、周りを上手く巻き込みながら仕事を進められる人の方が、スムーズに成果を出せます。
(3)決断力がある
採用担当は、複数の求職者を比較検討し、自社にとって最適な人材を見極めなければいけません。時には、魅力的な求職者がたくさんいて、選択に迷うケースもあります。
客観的な視点で求職者を評価し、責任を持って判断する力が求められます。
(4)自社の魅力を自分の言葉で伝えられる
少子高齢化により、今の転職市場は求職者に有利な「売り手市場」です。そのため、採用担当には、求職者から選ばれるために、自社の魅力を伝える役割が求められています。
売り手市場では、テンプレートのような表現では候補者に響きにくいのが実情です。求人や面接でのやり取りなどを通し、自分の言葉で求職者を惹きつけることが求められます。
(5)学習意欲が高い
採用市場は常に変化しており、新しい採用手法やトレンドに基づいて、適切な採用戦略を立案する必要があります。
採用担当として成果を出すには、常に情報収集を行い、アップデートし続ける姿勢が欠かせません。
(6)責任感が強い
採用の成否は企業の業績に直結するため、その責任の重さを理解し、真摯に取り組む姿勢が求められます。また、機密情報を扱う機会が多いため、高い倫理観と守秘義務を遵守する意識も必要不可欠です。
(7)柔軟性がある
採用業務は、社内外のさまざまな人と関わりながら進める仕事です。そのため、突発的なトラブルが起きたり、調整の必要が発生したりします。
マニュアル通りの対応しかできないと、「良い人材を逃してしまう」「他の部署との関係を悪化させてしまう」といったリスクがあります。難しい局面を柔軟に乗り切れる人の方が、活躍しやすいでしょう。
採用担当に必要なスキルって?代表的な5つを紹介

採用担当者に求められる主なスキルは、以下の通りです。
(1)面接スキル
面接の限られた時間で、応募者の適性・スキル・人柄を見極めるには、高い面接スキルが不可欠です。
求職者の本音や価値観を引き出す適切な質問を設計したうえで、回答から本質を見抜く洞察力が求められます。
また面接担当はいわば「企業の顔」なので、求職者に好印象を与える振る舞いも重要です。求職者がリラックスして面接を受けられる場をつくることで、ヒアリングがしやすくなり、より有意義な面接ができます。
(2)法律知識
採用活動をするうえで、労働基準法や男女雇用機会均等法、職業安定法など、労働や雇用に関する法律の知識は欠かせません。関連法規を理解し、コンプライアンスを遵守した採用活動を行う必要があるためです。
例えば、自社のホームページやハローワークで求人を掲載する際には、業務内容・契約期間・試用期間などの労働条件を明示する必要があります。また一部の例外を除き、男性のみ/女性のみといった性別を限定する募集はできません。
さらに、面接時に本籍地・出生地に関することなど就職差別につながる質問をするのは、避ける必要があります。
法律を守り、差別的な選考を防ぐために、採用担当は継続的な法的知識のアップデートが求められます。
(3)プロジェクトマネジメント能力
採用活動は、複数のプロセスがある長期的なプロジェクトです。スケジュール管理や関係者との調整、進捗管理など、総合的なマネジメント能力が求められます。
(4)データ分析・活用スキル
効率的な採用活動をするには、データを分析し、活用する能力が不可欠です。応募者数・内定辞退率・内定後の定着率といった数値をもとに、効果的な募集方法の選定・採用プロセスの改善などをすることで、継続的に成果を出せるようになります。
(5)マーケティングスキル
採用業務では、企業の魅力を効果的に伝える採用ブランディングや、ターゲット候補者に訴求する採用コンテンツの企画立案など、マーケティングスキルが求められる場面が多数あります。
採用担当は必見!採用業務に役立つ資格3選

採用業務に関連する資格を取得することで、知識やスキルを客観的に証明できます。おすすめの資格を3つ紹介します。
(1)キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、労働者の職業選択やキャリア設計をサポートする専門家です。国家資格を取得して登録することで、初めてキャリアコンサルタントとして活動できます。
キャリアコンサルタント試験の学習を通して、面接や面談の場で求職者の志向・適性を深く理解できるようになります。また、キャリア相談など既存の社員のフォローにも役立ちます。
(2)社会保険労務士(社労士)
社労士は、人事・労務や社会保険のスペシャリストです。社労士になるには、国家資格を取得する必要があります。
社労士としての知識は、採用後の労務管理や契約書作成、法令遵守など、幅広い場面で活用できます。特に中小企業の採用担当者は、人事・労務を兼任するケースも多く、取得しておくと、会社の制度設計やトラブル対応など幅広く活躍できます。
(3)人材測定コンサルタント
採用活動において、求職者の能力・適性・業績などを正しく図る能力は不可欠です。人材測定コンサルタントは、人材の特性把握のスペシャリストとしてのスキルを証明する資格です。
人事コンサルタント協会認定教育コース終了後に、認定試験に合格し、入会することで資格を取得できます。
教育認定コースは、人事評価関連の体系的な知識・スキルを取得する「採用分野」と、採用業務に関する体系的な知識・スキルを取得する「評価分野」にわかれています。採用関連の幅広い知識を身につけたい人に、適した資格です。
まとめ

採用担当に向いている人の特徴として、人との関わりを楽しめる・周囲を巻き込む力がある・決断力があるなどがあげられます。
必要な主なスキルは、面接スキル・法律の知識・プロジェクトマネジメント能力などです。
スキルアップには、キャリアコンサルタント・社会保険労務士・人材測定コンサルタントといった関連する資格の取得も効果的です。